「関東にいるなら江の島は行った方がいいよ」と友達が言い。
「生しらす丼食べたい」と家族が言い。
どうやら呼ばれているらしいと思って行ってきました。
何はともあれまずは腹ごしらえ。
江ノ電腰越駅が最寄りの「しらすや」さんの「しらすづくし定食」です!
生しらす、釜揚げしらす、しらすのかき揚げ、ちりめんつくだ煮、タタミイワシ、みそ汁にもたぶんしらす的な魚が入っていました(たぶん!)
フルーツも付いてごはんはおかわりができて2100円。
これでも値上げされているようなのですが、とんでもないコスパです。
欲望の赴くままにしらすのクリームコロッケまでお願いしたらもう、お腹はちきれるかと思いました(いい笑顔)
こんにゃくの入っているつくだ煮が個人的に大ヒットです。
食後は腹ごなしがてら江の島まで散歩することに。
滋賀県は(琵琶湖はありますが)海なし県なので、海というのは憧れるしちょっと怖いです。
どこか分からない遥か彼方から波が来たり、対岸が見えないの怖くないですか?
砂浜もないので(いや待てあるっちゃあるな……?琵琶湖湖岸で遊んだことないから分からん)砂のやわらかな感触にきゃっきゃしたり、トンビの気配に戦々恐々とするなどしました。
あれが江の島!本当に島だ!なんて思いながら橋を渡って上陸。
片瀬海岸東浜側から歩いてきたため、車道しかないことに気付いてもちろん一度引き返しました。
青銅の鳥居をくぐって仲見世通りを通り抜け、奥から攻めようと稚児が淵へ。
江島神社の大鳥居から右にそれた時点で気付きました。
この島、めっっっちゃ坂。
そして階段。
べんてん丸の船着き場で徒歩45分ほどと聞いていましたが、到着までに膝が笑い、とてもいい汗をかきました。
稚児が淵は地震で海底が隆起してできた地形だそうです。
海と陸の境界があいまいでぞくぞくしました。
ふと覗き込んだ水たまりが全く水たまりじゃなかった。
下手したら大怪我するこの感じ、わくわくします。
少し進んで江の島岩屋へ。
岸壁にできた洞窟だそうです。
信仰の対象にもなっているそう。
そらこんな神様がつくったとしか思えない神秘的なものを見せられたら、思わず手も合わせたくなるというものです。
第一の岩屋は貸していただいた蝋燭の火の揺らめきを感じながら廻れて特によかったです。
復路の坂道と階段に「もう一歩も歩きとうない」と泣き言を言いつつ江島神社へ。
桜も咲いていていい時期に来ることができました。
私、かかりつけ医のようにマイ神社と個人的に思っている神社さんがあるのですが、他所のお寺や神社でお守りさんをお受けしたり、おみくじ引いたりしていいのか分からなくて少々困っています。
浮気にならないのか心配なのですが、神様方は気になさるのでしょうか……?
そういえば、厳島神社も三柱の海の女神を祀っていらっしゃいました。
一柱のお名前がちょっと違うのも合わせて気になります。
お饅頭をいただいて糖分補給。
あまくて優しくて沁みます。
江の島に渡る橋の手前の灯篭です。
龍が見事です。
折角なのでと新江ノ島水族館へ。
折角なのにクラゲの写真は撮り忘れました。
クエを見たときに「おとう、ここにおられたのですか。待ってろよ。いつか食ってやるからな」と思ったのはここだけの話です。
ここまで来たら行くっきゃないと一足伸ばして鎌倉へ。
鶴岡八幡宮も桜が見ごろでした!
こちらに来るたび、大銀杏が倒れる3日くらい前にも来ていたんだよなと感慨深くなります。
2代目大銀杏も立派になってきました。
また100年、1000年とここに立っているんでしょうね。
アイドリッシュセブンの聖地の喫茶店さんは営業時間内に伺えなかったので出直します。
お土産はみんな大好き豊島屋さんの鳩サブレ―にしました!
江の島が『炎のミラージュ』の聖地ということは覚えていて、聖地巡礼がてらと思っていたのですが、本編を読んで予習復習をしていかなかったのが悔やまれます。
解像度が低いです。
偉大な諸先輩のミラツアレポを拝読するに、気合が足りていなかったと反省しています。
遊びじゃねんだミラツアは。
私が「ミラツア」したと言えるのはまだ広島だけです。
悔しいので早く1巻から読み返せる状況にせねば!