「死ぬまでにやりたい100のこと」というリストを作っています。
今回はその中から「イナゴを食う」を実行しました!
イナゴ。
皆さんはイナゴ、触れますか?
私はかつて小学生だったころ、ショウリョウバッタなら捕まえていました。
イナゴは大きすぎて無理。
顔が大きくてものすごく怖かったです。
そんなイナゴを人生で初めて触る時がまさか食う時だなんて、人生って分からないものですね。
長野県ではイナゴを佃煮にして食べる文化があると聞き、長野県のアンテナショップで「いなごの佃煮」をゲットしてきました。
佃煮になっているので大丈夫かとビンをのぞき込みましたが、そこはイナゴ。
前回のコオロギよりも体格がいいからか、顔も脚もしっかり胴体にくっついていました。
佃煮色になったイナゴがひと瓶……。
え…………こわい…………。
5月に購入したのに食べたのは8月です。
しかも怖気づいて7月に実家に持って帰って、8月ようやく食べる決心がついたという。
イナゴ、目が大きいよう。
こっち見てるよう…………。
こわいよう……。
意を決してイナゴを白米の上にオンザライス。
どっからどう見てもイナゴが乗っています。
めっちゃイナゴ……。
流石に半泣きです。
いや、だって、あまりにもイナゴ……。
コオロギは躊躇なく食べられたのですがイナゴは本気で怖気付いていました。
意を決して、実食!
ーーイナゴめっちゃ美味しいです!!!!!!
とっっっっても佃煮……!
「あ? これ、イナゴ、佃煮にしたら食えるんじゃね?」と考えた人に盛大な拍手を……!!
すっごく美味しくてびっくりしました。
基本佃煮味で、イナゴ本来の海老の殻っぽい風味がふわっとやってきます。
コオロギはたくさん食べるとエグ味を感じましたが、佃煮になっているイナゴはそこもクリアです。
正直一人でひと瓶は厳しいかと思っていたのですが、全然問題ないです。
温かい白米さえあればいくらでもいけます。
ただし一口で丸呑みしないと、断面を覗き込む勇気はありません。
また一つ、世界の解析度を上げることに成功しました!